ワーキング(作業犬)グループ
水中で人命救助をしたり、といった仕事をして 『人間を助ける役目をする犬種』 として発展してきました。
古代アッシリア地方で、バビロニアなどの廃墟から発見された紀元前13世紀の壁画には大きな犬が描かれていて、
この時代に、人と犬との関わりがあったことを明らかにしています。 牧畜が始まると、家畜を追う犬と、家畜を守る犬が
羊飼いたちを手伝ったことでしょう。 山麓の牧場からミルクを麓に運んだり、多くの役割が発展していきました。
物覚えが良く、知的で、能力がある動物は人間にとって掛け替えのない家族の一員となることは間違いありません。
けれども、彼らの作業能力とサイズを考えると、単純に家庭犬に向いているとは考えにくい犬種のグループです。
適切な環境、運動、訓練、そして経済的な問題が計画されなければ、犬の健康を害することになりますし、
手に負えなくなります。
作業犬グループに属する主な犬種
アラスカン・マラミュート、 バーニーズ・マウンテンドッグ、 ボクサー、 ドーベルマン、 グレート・デン、 グレート・ピレニーズ、 セントバーナード、
ニューファンドランド、 サモエド、 シベリアン・ハスキー、 ブルドッグ